2010年2月28日日曜日

白熱電球

家全体を貧乏臭くするための簡単な方法を教えましょう。それは照明を暗くすることです。蛍光灯がついたり消えたりすると、なんだか部屋全体が貧乏くさくなります。さらに、白熱電球の照度が低くなると極めつけです。

実は先日、台所の白熱電球がある一定の間隔でチカチカし始めたので、100円ショップへ行ってHITACHIの白熱電球を2つセットで105円というものを買ってきました。そのとき、ワット数を覚えていなかったので、とりあえず100Wを選んでしまったのです。それを台所につけると、とても明るくなりました。「あれ、うちの台所はこんなに明るかったかしら?」という感じです。ところが、その2日後に、またついたり消えたりし始めたのです。買ったばかりなのに変だな~と思ってネット検索したところ、あまり電気容量を超えたランプを付けると良くないと書いてありました。

そこで、今度は60Wの電球を買ってきて取り付けたのです。すると、以前と同程度の明るさになりました。というより、照度がかなり低下した印象を受けました。「なんだか台所が暗ぁーい」という感じです。電球ひとつでも部屋の印象が全然違うのですね。一度明るい台所を経験したので、以前の明るさに戻ると何だか「暗い」と思ってしまうのです。人間は一度贅沢するとなかなか元に戻れないと言いますが、恐らくこういうことなのでしょう。

追記:実は、うちの台所は「部屋」と呼べるような代物ではなく、単に玄関のドアと居室の間にある通路程度の広さしかありません。ですから、照明も暗いのだと思います。トイレよりずっと暗いです。