2009年8月31日月曜日

厚切りパン

最近、食生活に少し変化がありました。それは食パンです。以前は6枚切りの食パンを買っておりました。なぜなら、同じお値段でも枚数が多い方が何となく得のような気がしていたからでございます。よく考えると、同じ重さですから4枚でも5枚でも6枚でも同じなのですが、なんとなく枚数が多い方が沢山食べた気になると思っていたのです。

ある日、いつもの安い6枚切りが売り切れで、5枚切りしか安いのが無かったので、とりあえず5枚切りを買ったのでございます。そして食べてみると、5枚切りの方が厚みがあって食感が良いのでございます。なんだか「ふんわり」しているのです。当然と言えば当然のことなのですが、それが結構新鮮な印象で、厚みが違うと味も変わるのだなーと不思議な気持ちになりました。

それからわたしの購買志向は5枚切りになりました。わたしは原則として、食パンは100円未満と決めています。たいてい98円ですが、たまに95円になります。5枚で98円、これが定番になりました。夏で暑くて食欲がないときはパンと卵と紅茶だけという時もありますが、何も食べないよりはましですね。

ところで、同じ食パンでも5枚切りで200円というのがあります。いつも横目で見ておしまいなのですが、普段わたしが買っているお値段の「倍」のパンは、どんな味なのでしょうか。もう弾力性が全然違うのか、それとも味が天と地ほどの差があるのか、謎でございます。宝くじで1000円当たっても、200円のパンを買う勇気はございません。いつかわたしがセレブの仲間入りをはたしたアカツキには、ぜひこれに挑戦してみたいと思います。それはいつの日になるでしょうか。

2009年8月30日日曜日

小さな幸せ

重大報告でございます。実はわたくし、宝くじで1000円が当たりました。これは生まれて初めての大金星でございます。生まれて初めてと言っても、そんなに毎回買っているわけではなく、せいぜい年に1回程度なのですが、それにしてもビクトリーです。

わたしはくじ運は悪い方で、お年玉付年賀状でも宝くじでも、これまでこれといって当選したことがありません。宝くじ10枚を3000円で買っても、300円しか当たったことが無かったのです。それが今回は驚くべきラッキーが舞い込んだといっても過言ではありません。

これでわたしも貧乏性と訣別でしょうか?でも、1000円で膝がガクガクしているようでは所詮小者でございます。当たり券を持って引き換えに行ってきたのですが、ブースの中のおばさんは、別に何事もなかったように、ただ1000円札と300円を出しただけで、わたしは少し拍子抜けしてしまいました。何かひと言ぐらいあってもいいような気がしたのですが。

でも良く考えてみると、1000円ぐらいの当選なんて全然珍しくないですね。中で券を販売している人にとってみれば、1日にひとりぐらいは、そういう当たりくじを持ってくる人がいるでしょう。つまり日常茶飯事のことなのです。そんなことでは驚きませんよ・・・といったところでしょうか。さすが、くじのプロでございます。冷静沈着、何事にも動ぜず明るく商いに励むブースのおばさん、これが日本経済を支えている原動力なのでしょうか。それで私はというと、この1300円を何に使おうか迷っているところです。かなり中途半端な幸せですが、それでも、ひとつひとつの小さな幸せに感謝することが大切ではないか、そんな教訓を得たのでございます。