2010年1月2日土曜日

福袋

特に必要というわけでもなかったのですが、暇なので近所のスーパーに行ってきました。入り口では定番の福袋が売っていました。わたくしは生まれてから一度も福袋を買ったことがありません。これは5000円とか10000円とか、決して気軽に買える値段ではありません。普通の家庭なら5000円は気軽に手が出る価格帯かもしれませんが、貧乏性のわたくしには半ば命懸けのお値段です。

うわさによれば、福袋はバーゲン品が安く手に入るのでお徳だという話ですが、自分が欲しくはないものが仮に半額であっても、それは別に嬉しくもなんともありません。もしかすると、一度も袖を通すことなく箪笥の肥やしになってしまう可能性も大です。ですから、なぜ福袋がそんなに人気があるのか、わたしにはどうしても理解できません。

そうかといえば、ある百貨店の前では二万人の長蛇の列ができ、ブランド物を詰めた福袋(平均1万円)七千個が1時間弱で売り切れたというニュースがありました。たしか日本は不景気のはずなのに、どうしたのでしょうか。やはりお金持ちがいるということでしょうね。きっと日本にはわたくしのような貧乏性の人と富裕層が別々に住んでいるのだと思います。そして、その富裕な方々の活躍によって日本経済が活性化し、内需が拡大していくのだと思います。裕福な人が買う袋のことを「福袋」と呼ぶ。これが正しい定義ですね。