2009年11月23日月曜日

限界を超える

わたくしは自他共に認める100円ショップ愛好家なのですが、たまに安さの限界を超えている商品に運悪く当たってしまうことがあります。先日買った10本100円のボールペンは失敗でした。でも、これは文句を言う方が間違っていますね。決して100円ショップを非難しているわけではないことを、まず最初にお断りしておきます。

10本100円ということは1本10円です。これはいくらなんでも安すぎますね。安くて高品質であれば申し分ありませんが、それは無理というものです。そこそこの品質で安いというのが100円ショップのメリットだと思います。しかし、このボールペンは「安さ納得の低品質」でした。確かに10円ですから、この品質は本当に納得です。

ボールペンを使っていると、だんだんキャップが上に持ち上がってきて、ボールペンの先がホルダーの中に沈んでいくのです。ある程度書くとかなり沈むので、キャップを上から押し下げる。するとペン先が出て書きやすい。でも、しばらくするとまたキャップが持ち上がってしまう。これの繰り返しです。キャップがゆるいのですね。このゆるさが10円というわけです。ここをネジでしっかり止めるとなると、恐らく製造工程が少し複雑になるのでしょう。だから、単に摩擦力だけで止めているのです。ネジを切ってあればキャップが上がってくるはずは無いのですが、この10円ボールペンはそこが問題です。

うーん、値段と品質のバランスの限界を超えている。今後は10本100円はスルーすることにして、3本100円ぐらいの「中品質」商品を買おうと思いました。